豊富な対応素材と加工! 自社一貫による安心のアルミ合金切削加工
アルミ合金切削加工を手がける「MTM」では、各種アルミを取り扱っております。さらに、適切な処理を施せるよう、豊富な加工法にも対応。設備も充実させ、お客様のご要望にお応えします。ご依頼時は、設計図等の図面をお送りいただくか、お持ちいただいても結構です。材料の調達や加工・仕上げまで、弊社では自社一貫で対応が可能ですので、ぜひご依頼ください。
アルミ材料の取り扱い種類
呼称 | JIS特性 | 概要 |
---|---|---|
純アルミ | A1100 | 加工性に優れる反面、強度が低く構造材には向かない |
快削ジュラルミン | A2011 | A2017(ジュラルミン)にPb、Biを添加したもの。快削性が向上している |
ジュラルミン | A2017 | AIにCu、Mgを添加し強度をアップ。一方、Cuが多いので耐食性に劣る |
超ジュラルミン | A2024 | A2017(ジュラルミン)にCr、Mnを添加し、応用腐食割れを防止している |
Al-Mg系合金 | A5052 | Mgを添加し中程度の強度を確保。主に板材として、構造材に広く利用されている。 |
A5056 | A5052と同等の成分だが、やや硬くなっており、主に棒材として利用される。 | |
Al-Mg-Si系合金 | A6061 | SS400(鉄)程度の強度を持ち、耐食性に優れている。溶接は不可。 |
A6063 | 押し出し性に優れ、建築用サッシなどに用いられている。A6061と比較した際に強度に劣る | |
超々ジュラルミン | A7075 | 耐食性に劣るものの、アルミ合金の中ではもっとも硬い |
※真ちゅう部品も取り扱っております。詳しくはご相談ください。
各種の加工方法に対応
異型状加工 | バイスで挟めないものや歪みが起こるものを中心に、さまざまな異型状の加工に対応します。 |
---|---|
薄肉・薄板 削りだし加工 | 加工治具や特殊な刃が必要となるものも承ります。 |
深リブ加工 | ヒートシンクでの加工などに用いられる加工法です。リブ肉が薄いものはトラブルが多いですが、豊富なノウハウにて対応可能です。 |
削り出し加工・高精度加工・複雑形状加工 | 傷や打痕に気を遣うアルミ合金加工。MTMでは材料の移動や固定時に細かな傷がつかないように配慮し、材料の取り扱いには細心の注意を払い、有害な傷を最小限に抑えるように努めております。精度・平行度・平面度の公差を管理できます。中ロットであればコスト削減も可能です。 |
5軸制御加工 | インデックスを使用した5軸制御で、3軸制御では難しい斜面の加工等、さまざまな形状に対応します。 |
3次元加工 | 最新のCAD/CAM3台を使い、3D対応します。 |
マシニング加工について
工作機械を使用し、切削や穴あけ、曲面加工といったさまざまな加工を行う作業のことです。コンピュータの数値情報が入力されたプログラミングに沿い道具の交換・加工が進行。部品のセットのみで、オートマチックに加工を行えるのが特徴です。
加工を施す工具が回転しながら移動するので、複雑な形状のものや変形物、異型物、各種機械部品などの製作に利用できます。
NC旋盤加工について
旋盤とは、轆轤(ロクロ)のように対象物を回転させ、そこに工具を当てることにより、炎上や円筒状に部品を加工したり、切削加工を施したりする工作機械のことです。「NC(Numerical Control Lathe)」=「数値制御」。
つまり、プログラミングに沿って旋盤加工が進行する加工がNC旋盤加工です。汎用旋盤加工は作業者の熟練度によって精度に差が生まれる可能性がありますが、NC旋盤であれば安定的に複雑な形状の加工にも対応できます。
※当社のNC旋盤加工は、連携工場にて対応しております。